シンボルツリーやお庭を引き立てる名わき役的な木をご紹介します。
シルバープリペット
常緑~半常緑低木
開花期 5月~6月
樹高 1m~4m
近年、生垣としての利用が多くなっています。小さな葉がかわいく色合いがきれいなため普通の緑のプリペットよりも人気があります。葉の模様を維持するのみに定期的な剪定は必要ですが、初心者向けで比較的簡単に楽しむことができる樹木です。
プリペット
常緑~半常緑低木
開花期 5月~6月
樹高 1m~4m
枝を伸ばす力が強いく、刈り込んで好みの形にしたてられることから、生垣でよく使用されます。洋風の建物によく合う優しい色合いの小さな葉や花をしています。
斑入りキョウチクトウ
常緑小高木
開花期 6月~8月
樹高 3m~6m
キョウチクトウの斑入りです。葉が竹に、花が桃に似ていることから夾竹桃と名前が付きました。毒性があるため病気にかかり難く、公害にも強いです。原爆投下後、焼け野原に最初に花を咲かせたことから復興のシンボルになっています。
カクレミノ
常緑小高木
開花期 6月~7月
樹高 2m~5m
つやつやした大きめの葉が重なり合った様子はまさに蓑です。日陰に強く、ほとんど手入れも必要ありません。和風庭園によく使用されます。
キンモクセイ
常緑中高木
開花期 9月~10月
樹高 2m~6m
秋にオレンジ色の小さな花を付ける、非常に香りの良い樹木です。香りが良いため庭木として人気があります。この花の香りを嗅いで、秋の訪れを感じる人も少なくないと思います。日本の秋の風物詩です。
サザンカ
常緑中高木
開花期 10月~12月
樹高 2m~7m
10月から12月の花の少ない時期にお庭を彩ってくれる樹木です。ツバキ同様に、多くの園芸種があるため用途に合わせて品種を選ぶことができます。
ツバキ類
常緑中高木
開花期 11月~4月
樹高 2m~7m
日本の代表的な花木で、現在は世界各地で愛され、栽培されています。赤、ピンク、白、八重咲き、絞り模様など様々な園芸種が出てきているので、好みの木を探すのも楽しいと思います。花だけではなく、艶のある葉も美しく、この木の見所です。
ベニバスモモ
落葉小高木
開花期 4月~5月
樹高 5m~8m
赤紫色の葉と同時に桜に似た可愛い花を咲かせます。赤紫と薄ピンクの濃淡がきれいな樹木です。花の後には果汁たっぷりのスモモを楽しめ、秋の紅葉がきれいなのも特徴です。
コニファー類
常緑中高木
樹高 1m~7m
コニファーとは針のような葉を持つ針葉樹の総称です。葉の色が緑から黄色、黄金色、青灰色など豊富で、紅葉する樹種もあります。自分好みの一本を探されてはいかがでしょうか。
イチゴノキ
常緑低木
開花期 11月~12月
樹高 2m~6m
スズランのような可愛らしい花と丸いヤマモモのような果実が同時期に観賞できる珍しい樹木です。実が赤く熟すことからイチゴが連想され、この名前が付きました。果実はあまり甘味がないのでジャムにして食べた方がおいしくなります。
アセビ
常緑低木
開花期 3月~4月
樹高 1m~3m
日陰にも強く、成長が穏やかなため手がかからず育てやすい樹木です。和庭では昔から重宝されてきましたが、洋風の庭にもよく合います。壺状の小さな花をたくさんつけた姿は目を引くこと間違いなしです。アセボトキシンという有毒成分を含み、馬が食べるとしびれて動けなくなることからこの名前が付きました。
マユミ
落葉低木
開花期 5月~6月
樹高 2m~5m
果実が鈴なりになって美しく、昔から庭木や盆栽として親しまれてきた樹木です。最近では里山をイメージした雑木の庭でも活躍しています。素朴で可愛らしい花や実がほっころさせてくれること間違いなしです。
フェイジョア
常緑低木
開花期 6月
樹高 2m~4m
肉厚な白い花弁と真っ赤な蕊(しべ)の対比が南国を思わせる樹木です。花弁は甘く、生で食べることができます。花ばかりではなく、青みを帯びた葉も綺麗です。
トウネズミモチ
トリカラー 常緑中高木
開花期 5月~6月
樹高 2m~6m
トウネズミモチの斑入りです。白い斑が綺麗で、寒くなるにつれ黄色味がかり、冬には赤みを帯びてきます。3色のトリカラーが楽しめます。ネズミモチの仲間なので黒い実も観賞できます。
ヒメシャリンバイ
常緑低木
開花期 4月~5月
樹高 1m~3m
シャリンバイより葉が小さいため“姫”シャリンバイとつきました。小さく可愛いピンクの花は梅に似ています。生長が緩やかなので手がかからず、生垣にもピッタリな樹木です。